THE GINZA FUROSHIKI
LINDEN EDITION
「毛七」の再生羊毛で織られた、環境に配慮した布
「THE GINZA FUROSHIKI LINDEN EDITION」。
銀座に咲き誇る菩提樹 (リンデン)が尾州で蘇り、
あなたのホリデーを彩ります。
「今ある資源を無駄にしない」。
「毛七」は毛織物の一大産地「尾州」にて、
創業100年の歴史を誇る
大鹿株式会社が手掛ける
伝統と革新の「再生羊毛」テキスタイルブランドだ。
貴重なウール素材を蘇らせ、新しい命を吹き込む。
日本の職人と現場の継続、循環できる仕事の
環境づくりをめざすために。
上質なウールを選別
反毛
蘇る羊毛
色分け
紡績
製織
半世紀以上にわたる
試行錯誤を繰り返し生まれた、
再生羊毛の黄金比: 再生ウール70%。
膨大な古着の山から上質なウールを見極め、
そのひとつ一つを手作業で選別。
環境負荷の高い染色工程を減らすことができるよう、
丁寧に色別された古着をワタ状にする「反毛」、
糸に紡ぐ「紡績」、その道50年の職人が織る「製織」。
決して美しいだけではない。
ときには危険な作業もある現場。
その高い再生技術をささえるのは、様々な工程を担う
熟練した職人達だ。
THE GINZA × KESHICHI
大鹿株式会社(代表取締役)
大鹿晃裕様 インタビュー
01
毛織物の一大産地「尾州」にて2022年で創業100年の歴史を誇る、大鹿株式会社が手掛ける「毛七」。伝統と革新の再生羊毛テキスタイルブランド。
尾州において毛七の連綿と続く「今ある資源を無駄にしない、再生文化」に時代が追いついたのでしょう。若手の社員から声が上がったんです。
「再生。70%。ケシチという名前の響き。かっこいいじゃないですか」と。
尾州の紳士。ザ・ギンザとの再会は、必然だったのかもしれない。
02
時流のせいか「リサイクル、再生ウール」の部分が語られる事が多いですね。我々の真の目的はそれをきっかけとして、現場で働いている人たちの仕事を、労働環境のよい「誇れる仕事」にすること。
そうするとね、たとえば織屋さんが「これは仕事を続けられるな。子どもたちにも手伝わせられるな」って言ってくれる。
職人と現場がなくなってしまえば、ものづくりができない。継続、循環できる仕事環境のしくみを考えることが、僕たちの毛七ブランディングなんです。
03
ブランディングにより、近年は海外の著名ブランドからも依頼が舞い込むようになりました。
それでも実直に、貴重で高価なウール素材を蘇らせ、新しい命を吹き込む。近年のSDGsといった流行を超えて「自らのものづくりのルーツ」に根ざしたい。
04
「確実にゆっくり行く人が、遠くにたどり着ける」という大好きなイタリアの諺があって。
トレンド的なブレイクじゃなくてね、僕らが提供するベストな結果の積み重ねで、一歩一歩を確実に進めていきたいと思っています。